
ダブルコートの犬は、春と秋に「換毛期」があり、アンダーコートが大量に抜けます。
正しくケアしないと、家じゅう毛だらけになるだけでなく、皮膚が蒸れて炎症を起こしてしまうことも…。
この記事では、トリマーの経験から 換毛期の正しいブラッシング手順・おすすめの道具・NG行動 を分かりやすくまとめます。
■ 換毛期ってなに?
換毛期とは 季節に合わせて下毛(アンダーコート)が生え変わる時期 のこと。
特に春は「冬毛 → 夏毛」に変わるため、抜ける量が一番多くなります。
● 換毛期がある犬種(ダブルコート)
- 柴犬
- コーギー
- ポメラニアン
- チワワ(ロング)
- 秋田犬
- シェルティ など
■ 換毛期にブラッシングが必要な理由
抜けるはずの毛が残ったままだと…
- 蒸れて皮膚炎になりやすい
- フケが増える
- 体臭がきつくなる
- 毛玉になり皮膚まで引っ張る
- 通気性が悪くなって暑がりに
トリマーとしても、換毛期ケア不足が原因のトラブルを多く見ました。
■ 換毛期の正しいブラッシング手順(完全版)
① まずはスリッカーで表面の毛を浮かせる
・軽い力で毛流れに沿ってとかす
・ゴシゴシ力を入れると皮膚を傷つけるのでNG
・嫌がる子は背中から始めると◎
・毛をかき分けて根元から
▶ ポイント:スリッカーは皮膚と平行に。手首のスナップを効かせる
② コームで“残った毛”をしっかり取る
コームを通して「ふわっ」と抜けるのが正常です
コームが引っかかる点はすぐにスリッカーで!
・毛が引っかかるところ=毛玉 or 蒸れポイント
・優しくほぐしながら進める
③ お尻・太もも内側・首回りは重点的に
一番抜ける場所で、トラブルも起きやすい部分です。
- 首の後ろ
- おしりの上(腰)
- 太ももの裏
- わきの下
ここはしっかり。
④ 仕上げにドライヤーの冷風を当てる(超おすすめ)
冷風を当てるだけで 残ったアンダーコートがふわっと浮き上がってさらに抜ける ので、プロもよく使う裏技です。
ツヤも出ておすすめ☆
■ 換毛期におすすめの道具
● 基本3つセット
- スリッカーブラシ
- コーム(粗め→細めの2段)
- 抜け毛取り用ブラシ(ピンブラシ・ファーミネーター系)
※ファーミネーター系は使い方を間違えると皮膚を傷つけやすい。
■ やりがちなNG行動
✕ サマーカットにする
ダブルコートの犬はカットで毛質が変わったり、生えなくなるトラブルが多いです。
また、紫外線から肌を守れなくなります。個人的にはおすすめしません😿
✕ 力任せにゴシゴシブラッシング
皮膚を傷つけて炎症の原因に。
✕ シャンプー前にブラッシングしない
抜け毛の塊は水にぬれるとフェルト状に、、大きな毛玉が爆誕します。
ちなみに、雨の日に濡れて放置もNG
✕ 表面を撫でるだけのブラッシング
根元が毛玉になっている事例が多くみられます。
■ どれくらいの頻度でやる?
換毛期は
毎日 or 2日に1回
がベスト。
もっと抜ける犬は毎日やると家の中がかなり楽になります。
■ まとめ
ダブルコートの犬は換毛期のケアがとても重要です。
抜け毛をしっかり取り除くことで、
- 皮膚トラブル予防
- ニオイ軽減
- 毛並み改善
- 愛犬が快適に過ごせる
というメリットがあります。


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