犬を飼っていると、どうしても気になる「抜け毛」。
季節や犬種に関係なく、一年を通して悩んでいる飼い主さんも多いですよね。
抜け毛には「換毛期の生え変わり」「ストレス」「お手入れ不足」などさまざまな理由があり、多くの場合は 日常のケアでしっかり減らすことができます。
この記事では、犬の毛質がシングルコートかダブルコートかに関係なく、
どんな子にもできる“シンプルで効果が出る抜け毛対策” をまとめました。

① こまめなブラッシングがやっぱり最強
抜け毛対策の基本はやっぱりブラッシング。
1日5分でもいいので、こまめにやると家の抜け毛が劇的に減ります。
★ ブラッシングのポイント
- 皮膚と平行にスリッカーを動かす
- 引っかかったら無理に引っ張らない
- 毛が長い子はかき分けて根元から梳かす
- ご褒美を使って“楽しい時間”にする
強く引っ張ると毛が切れて逆効果になるので、あくまで優しく。
② お散歩後の「ひと払い」で室内の抜け毛を減らす
外でついたホコリ・花粉が抜け毛を増やす原因になります。
お散歩から帰ったら、
軽く手で全身を払う・拭き取る だけでも抜け毛や汚れの持ち込みを大きく減らせます。
時間があれば、
✔️ ブラッシング
✔️ タオルで拭く
これも効果的です。
③ 服を着せると、“落ちる毛”が激減する
意外と効果があるのが 犬用ウェア。
服が“フィルター”のような役割をして、
落ちる毛をかなりキャッチしてくれます。
- 散歩のときだけ着せる
- 家の中でも軽い素材の服を着せる
これだけで掃除がグッと楽になります。
注意!
服が苦手な子もいるので短時間から慣らす
毛が長い子は摩擦で毛玉やもつれの原因になることも
④ 部屋の環境を整えると抜け毛が減る
実は「部屋の環境」で毛の状態も変わります。
良い環境チェック
- 室温:18〜26℃
- 湿度:40〜60%
- ふかふかの布製品は定期的に洗う
- 空気清浄機があるとベスト
乾燥しすぎると皮膚が荒れ、抜け毛が増える原因になるので注意。
⑤ 食事で“強くて抜けにくい毛”を育てる
毛は タンパク質 からつくられます。
良質なタンパク質・オメガ3脂肪酸(サーモンオイルなど)を含むフードは、
毛量・ツヤ・抜けにくさに大きく影響します。
食事を変えて抜け毛が減る子はかなり多いです。
触り心地もアップ♡
⑥ 定期的なシャンプーで毛詰まりを防ぐ
月1〜2回のシャンプーは皮膚を清潔に保ち、
古い毛をスッキリ落として抜け毛を減らします。
自宅シャンプーの場合は…
- 必ず 犬用シャンプー を使う
- しっかりすすぐ
- 完全に乾かす(8〜9割ではNG)
湿気が残ると皮膚トラブルになり、抜け毛が増えます。
⑦「換毛期じゃないのに抜け毛が多い」場合は?
以下に当てはまるときは、病院でのチェックもおすすめ。
- いつもより明らかに抜け毛が多い
- 地肌が見える
- かゆみやフケがある
- 触ると痛がる
皮膚トラブルやホルモンの問題のケースもあります。
まとめ|本当に大切なのは“こまめな積み重ね”
どの犬にも共通して言えるのは、
「少しずつのケアを続けることが一番確実」 ということ。
- ブラッシング(毎日 or 2〜3日に1回)
- お散歩後のケア
- 食事と環境を整える
- シャンプーは月1〜2回
- 必要なら洋服を活用
たったこれだけでも、抜け毛の量がガラッと変わります。


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