【犬のサロン頻度の目安】犬種別の最適サイクルをプロが解説

犬のサロン頻度の目安|犬種別にプロが解説します

「犬のトリミング・シャンプーって、どれくらいの頻度で行くのが正解?」
飼い主さんから多くいただく質問のひとつです。

毛質・カットの有無・皮膚の状態によって必要なペースは大きく変わります。
ここでは、トリマーの視点で犬種別の最適サイクルをわかりやすく解説します。


犬がコームで梳かれている様子の写真

犬のトリミング・シャンプー頻度は犬種によって変わる理由

犬の毛には大きく分けて以下の2種類があります。

犬種タイプ毛の特徴サロン頻度
シングルコート毛が伸び続ける・抜け毛少4〜6週間ごと
ダブルコート2層構造・換毛期に大量に抜ける4〜8週間ごと

毛の構造が違うため、必要になるケアの間隔も大きく変わります。


犬種別のサロン目安(一覧表)

犬種サイクルの目安理由
トイプードル / シーズー / マルチーズ / ビション月1回(4〜5週間)毛が伸び続けるため毛玉ができやすい
ポメラニアン / 柴犬 / コーギー / シェルティ6〜7週間 + 換毛期ケア下毛が密集して皮膚トラブルの原因に
チワワ / ダックス(スムース)最低でも8週間前後伸びにくいが爪・足裏ケアは必要
ゴールデン・ラブラドール最低でも6〜8週間下毛対策と皮膚チェックが重要

トリミングの間に自宅でやるべきケア

ケア内容目安ポイント
ブラッシング2〜3日に1回毛玉・抜け毛対策
爪切り3〜4週間伸びすぎは歩きにくく危険
耳掃除2週間に1回匂い・赤みをチェック
シャンプー2〜3週間ごと皮膚の油分を落としすぎない

トリミング頻度を守らないと起きるトラブル

  • 毛玉で皮膚が引っ張られて炎症
  • 爪が伸びて痛い
  • 蒸れてニオイや皮膚病
  • 換毛が詰まって抜け毛が増える
  • サロンで時間がかかり犬がストレスに

「うちの子、最近かゆそう」「体を触られるのが嫌そう」
そんなときは頻度を見直すサインです。

逆に頻度が高すぎると

・皮膚が乾燥しトラブルに

・苦手な子はストレスにも


まとめ

  • トリミングは 犬種で必要なペースが違う
  • 基本は 4〜8週間に1回 を目安に
  • サロンと自宅ケアを組み合わせるのが理想

愛犬の健康と快適な暮らしのために、
その子に合ったトリミング頻度を探してみてくださいね🐾

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